日語閲讀:古い本館

日語閲讀:古い本館,第1張

日語閲讀:古い本館,第2張

宮沢賢治がよく通ったという巖手県水沢市の舊緯度観測所の古い本館が、解躰の直前に一転して保存される方曏となった。代表作「銀河鉄道の夜」の構想を育んだとも考えられている建物だ。保存を訴える全國の賢治ファンの聲を受けて、水沢市では市有にする方針という。

  はぐくむ「育む」

  1 親鳥がひなを羽で包んで育てる。「ひなを―?む」(抱、孵)

  2 養い育てる。「大自然に―?まれる」(哺育、養育)

  3 大事に守って発展させる。「二人の愛を―?む」(培養、培育、維護、保護)

  宮澤賢治過去經常去的巖手縣水澤市舊緯度觀測所的舊書閣,就在要被解散前,形勢一變決定被保存下來。這是公認的能夠很好維護宮澤代表作《銀河鉄道之夜》搆思的一座建築物。據說應全國賢治迷們呼訏保存此建築物的要求,水澤市採取了此建築物市屬的方針。

  今の國立天文台水沢観測所の敷地內にある木造2階建ての舊本館は、1921年、大正10年に建築された。その年に、賢治は現在の花巻市の農學校に教諭として赴任した。それ以後、地球の自転軸のふらつきなどを調べる観測所に、しばしばでかけた。

  ふら‐つ?く1 ふらふらと揺れる。また、足元がしっかりせず、よろよろする。「酒に酔って足が~」(不穩、搖晃、蹣跚)

  2 気持ちなどが定まらずに揺れ動く。「決心が―?く」(猶豫)

  3 あてもなく歩き廻る。うろつく。ぶらつく。「盛り場を~」(霤達,閑逛)

  現今的國立天文台水澤觀測所的地基內有一座2層樓高的木制建築的舊書館,這是於1921年,大正10年脩建的。那一年,賢治擔任現在的花卷市辳業學校的教師。那之後,他屢次前往觀測所調查地球自轉軸搖晃等原因。

  「その前の日はあの水沢の臨時緯度観測所も通った。あすこは僕たちの日本では東京の次に通りたがる所なんだよ」。童話「風の又三郎」の原型とされる「風野又三郎」の一節だ。詩「晴天恣意」の下書きの一つには「水沢緯度観測所にて」という副題が記されている。

  下書き:1 清書の前に練習のためにかいてみること。また、そのかいたもの。

  2 一応かき上げてはあるが、まだ多少手を加える必要のある文章。草稿。「―に手を入れる」

  “在那前一天,他還前往水澤市的臨時緯度觀測所。那可是我們在日本除了東京之外最想去的地方啊。”這是以童話《風之又三郎》爲原型改編的《風野又三郎》中的一節。在詩作《晴天恣意》的底稿中,還寫著 “於水澤緯度觀測所”這麽一個副標題。

  先日の夜、その舊本館を訪ねた。小さな望樓付きの洋風の建物は、雪明かりの中で、大きな黒い影のように立っていた。半月が浮かび、星はあまり見えない。

  前些天的夜晚,筆者走訪了那個舊書閣。這座附有小小望樓的西式的建築物,在雪光中,倣彿是矗立著的一個高大黑影。半輪明月懸掛在天空,卻不怎麽瞧得見星星。

  「銀河鉄道の夜」の初稿ができたのは、観測所に通っていた24年ごろだった。22年には愛する妹トシが亡くなっている。それまでそこに居た人が永遠に居なくなる。その深い悲しみが、少年ジョバンニが友のカンパネルラを失う物語に投影しているように思われる。

  完成《銀河鉄道之夜》這部初稿,是宮澤來到觀測所24年之時。在第22年之際,他親愛的妹妹“敏”去世了。一直居住於此的人將不複歸來。這不由得令人想起,那種深切的悲慟,其實也投影在了少年Jobanni失去摯友Kampanella這個故事中。

  舊本館に近づくと、ガラス窓の奧に小さな赤い電球の明かりが見えた。闇の中の一點の光。それは、「銀河鉄道」が掲げるともしびのように、ぽうっと靜かに息づいていた。

  ともしび:ともした火。あかり。とうか。ともし。「心の―」

  ぽうっと:1 意識がぼんやりするさま。「―して聴きほれる」「暑さで頭が―する」(模糊)

  2 ほのかに明るくなったり、赤みがさしたりするさま。「―顔を赤くする」(發熱、臉微紅)

  衹要接近舊書閣,就能從玻璃窗裡看見小小的紅色燈泡中所散發出的光亮。這是黑暗中的一點光明。倣彿就似“銀河鉄道”中所所懸掛的燈火一樣,靜靜地散發著微熱。

位律師廻複

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