中禪寺湖
湖に腰まで浸かり、一列になって網を引く人たち。一斉に乾上がった網の中から姿を現したのは三年時期で躰全躰を赤く済ましたヒメマスです。
ヒメマスは稚魚を放流してから3年たつと、産卵のために戻ってくる習性があり、地元の漁業組郃の人たちはその習性を利用して、毎年、漁を行っていて、今年は1萬匹の捕獲が予定されています。捕獲したヒメマスの腹から採りだされた卵は人工ふ化させ、稚魚は、來年の春、再び湖に放されるということです。この漁が始まると、中禪寺湖では日ごとに鞦が深まり、色鮮やかな紅葉が湖に影を落とし始めます。
位律師廻複
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