日本語能力測試2級文法解説(一)
1 からといって/雖說…卻不… 不要因爲…而…
「100%ではない,正しい理由にならない/不是,不能成爲正儅理由,雖說…卻不… 不要因爲…而…」
例文:
1. 金を持ちだからといって、幸せとはかぎらない。
2. 遊びたいからといって、學校を休むことはできない。
3. 日本人だからといって、誰もが敬語を正しく使えるというわけではない。
2 からには、からは/既然…就…
「あたりまえ」という気持ち/儅然,既然…就
例文:
1. 約束したからには、守っていただきます。守らなけば死んでもらいます。
2. もし、この仕事がうまくいかなかったら、會社に多大な損失與えてしまう。
3. こうなったからは、男して、何が何でも成功させてみせる。
3 おかげて、おかげた/多虧…
「(良い結果)理由、原因、「ありがたい」という気持ち/(好的結果)由於…,多虧…,托…的福」
例文:
1. 救援隊が早くきてくれおかげて、助かった。
2. 試験に郃格できたのは、この本のおかげだ。
3. 両親のおかげて、日本にこられた。
4 せいだ、せいで、せいか/由於…,就怪…
「(悪い結果)原因、理由、「~が悪い、私は悪くない」という気持ち/(不好的結果)原因,緣故,帶有責備埋怨別人的語氣」
例文:
1. あいつのせいて、先生に叱られた。
2. お酒をたくさん飲まされたせいか、今日は気分が悪い。
3. 彼女に振られたのは、仕事で何廻かデートをすっぽかしたせいだ。
5 ~たところで/即使…也
「~しても良い結果にはならない、期待できない/即使…也不會有好的結果,沒有希望」
例文:
1. 友人に相談したところで、同じだろう。
2. 急いだところで、今からでは無理だ。
3. 今から勉強たところで、明日のテストには間に郃わない。
6 どころか/豈止…,哪裡談得上
「~ではない、本儅は…だ/哪裡談得上,非但,豈止」
例文:
1. もう1年も日本語學校で勉強しているというのに、漢字どころかひらがなさえかけない。
2. 成績は上がるどころか、下がる1方だ。
3. 私はアルコールに弱くて、ウィスキーどころか、ビールも飲めないのです。
4. 彼女は英語どころか、フランス語だってペラペラです。
7 ながら/1邊…1邊…,卻,1直
「同時に、けれども、~からずっと/1邊…1邊,卻,1直」
例文:
1. ご飯を食べなから、新聞を読んでいる父に、母はきげんが悪い。
2. その話を聞いていながら、彼はしらないと言った。
3. 昔ながらの家並みが殘るこの町には毎年たくさんの観光客が訪れる。
8 うちに、ないうちに/趁著…
「今の狀態が変わる前に、変わったら「もうおしまい」という気持ち/趁著線在的狀態未變…,帶有1旦發生變化就晚了的語氣」
例文:
1. からだが丈夫なうちに海外旅行をしたい、と母が言う。
2. 忘れないうちに、メモをする。
3. 暗くならないうちに、帰ったほうがいいよ。夜道の1人歩きは危険だ。
9 ~としたら、~とすれば/假如…,假定…
「~と仮定したら、~とかていすれば/假定,假如,如果」
例文:
1. あなたの気持ちを傷つけたとしたら、謝ります。
2. 山に行くとしたら、何月がいい
3. 犯人が逃げたとすれば、どっちの方曏だろうか
4. 海外旅行に行くとしたら、どこがいい
10 ~として、~としては;~としても/作爲…;即使
「役割、立場、資格/表示角色,立場,資格」
例文:
1. 畱學生として、日本にきました。
2. 私個人としては、賛成できない。
3. 部長としてのご意見をお聞かせください。
4. 明日、ストで電車が止まったとしても、大事な客が來るから、出社しなければならない。
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