日語閲讀:虎を描きて狗に類す

日語閲讀:虎を描きて狗に類す,第1張

日語閲讀:虎を描きて狗に類す,第2張

<とらをえがきていぬにるいす>

  結果が目的と食い違うこと。

  優れた人物に學ぼうとしたがうまくゆかず、かえってつまらない人間になること。

  馬援(ばえん)という人がいました。

  彼はいつも「何事も一生懸命でなければ身につかない」

  と考えていました。

  あるとき、自分の兄の息子が、遊び人たちと遊びまわり、「僕は遊んでいるのではない。彼らから義理人情を學んでいるのだ」

  と言っているのを伝え聞いて、忠告の手紙を送りました。

  「義理人情の世界に生きる杜季良という人物がいる。

  彼は、義を大切にする立派な豪傑だ。

  そして、彼を慕い、命を捧げても惜しくないという人物はたくさんいる。

  その志はすばらしいことだ。

  ただし、杜季良から學ぼうとしながら肝心なことが身につかずに、結侷、うわべだけの義理人情を知っただけでどうしようもない軽薄者となってしまうものも多い。

  絵にたとえると勇猛な虎の姿を書こうと思ったがうまくゆかず、かえって弱々しい犬のようになってしまったようなものだ。

  形だけ理想を求めていても、なんにもならない。」

位律師廻複

生活常識_百科知識_各類知識大全»日語閲讀:虎を描きて狗に類す

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