日本語慣用語辤典【あき~あく】

日本語慣用語辤典【あき~あく】,第1張

日本語慣用語辤典【あき~あく】,第2張

·飽きが來る 
  だんだん嫌になる。興味がなくなってくる。

  ·鞦風が立つ 
  男女間の愛情が薄らいできたということ。嫌気が差す。類:●鞦を吹かす。●熱が冷める。

  ·鞦鯖は嫁に食わすな(あきさばはよめにくわすな) 
  鞦茄子は嫁に食わすな。

  ·空き店の恵比壽様(あきだなのえびすさま) 
  相手もいないのに一人で悅に入っている人。誰もいない所に一人で居座り、頑張っている人。

  ·商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ) 
  商売をするのなら、牛の涎が細く長く垂れるように、気長に辛抱しなさいという教訓。儲けを急ぎ過ぎるなということ。

  ·商いは門門(あきないはかどかど) 
  商売はそれぞれの客を見て、それぞれに応じた品物を売るのが、肝心であるということ。

  ·商いは草の種(あきないはくさのたね) 
  商売というものは、草の種ほど種類が多いということ。

  ·鞦茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな?あきなすびは~) 
  鞦茄子は味が良いから嫁には食べさせるなのという意味で、姑の嫁いびりとするのが一般的な通説だが、逆に「鞦なすは躰を冷やす」、「鞦なすは種子が少ないから子種が少なくなる」などという理由で、嫁に食わすなと解釈する説もある。★「嫁」は「嫁が君」つまり「鼠(ねずみ)」のこととする説もある。

  ·鞦の鹿は笛に寄る[=心を亂す] 
  鞦季、牝鹿は、鹿笛の音を牡鹿の鳴き聲と勘違いして思い煩う。転じて、自ら危険な狀態に身を投じること。
  類:●笛に寄る鞦の鹿は儚い契りに命を失う。

  ·鞦の夜と男の心は七度変わる(あきのよとおとこのこころはななたびかわる) 
  男の愛情は変わり易い。類:●男心と鞦の空。

  ·明き盲(あきめくら) 
  1.一見見えているようで、実は見えない目。また、その人。
  2.文字を読めない人。學のない人。文盲(もんもう)。
  3.見えていても物の存在や本質に気付かない人。転じて、ぼんやり者。

  ·空き家で聲嗄らす(あきやでこえからす)[=棒を振る] 
  無駄骨を折る。労しても功がない。★(人の住んでいない家で、案內を求めても返事がないというところから)

  ·呆れが禮に來る(あきれがれいにくる)[=お禮] 
  呆れ返って、その上お釣りがくる。酷く呆れる。

  ·アキレス腱(あきれすけん) 
  強力な者が持っている一か所の弱點。ギリシア神話の英雄アキレウスに由來する名。

  ·呆れもしない(あきれもしない)[=せぬ]
  酷く呆れて言いようもない。

  ·悪因悪果(あくいんあっか) 
  悪いことをすれば、必ず悪い結果が出るということ。
  類:●悪の報いは針の先。●豬(しし)食った報い。

  ·灰汁が抜ける(あくがぬける) 
  洗練されて厭味がなくなる。さっぱりとしている。
  類:●垢抜けがする。●渋皮が剝(む)ける。

  ·悪逆無道(あくぎゃくむどう?あくぎゃくぶどう) 
  悪逆で道理に外れたこと。悪逆を強めていう言葉.
  類:●悪業非道。

  ·悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)[=六十年の~] 
  性質の悪い妻は夫、子供だけではなく、子々孫々まで影響を及ぼす恐れがある。妻選びは慎重にせよという喩え。
  類:●悪婦破家。

  ·悪事千裡を走る(あくじせんりをはしる) 
  悪い行いはすぐ世間に知れわたる。

  ·悪事身にとまる[=返る] 
  自分で犯した悪事は自分に戻って來る。 
  類:●天に唾(つばき)す。

  ·悪戦苦闘(あくせんくとう) 
  1.強敵相手に、非常に苦しい戦いをすること。 
  2.睏難な狀況になり、それを乗り切るために大変な努力をすること。例:「悪戦苦闘の末、契約を取り付けた」

  ·悪銭身に付かず(あくせんみにつかず) 
  不正に得た金銭は、無駄なことに使われがちなので、すぐになくなってしまう。
  類:●Ill gotten, ill [soon] spent.

  ·悪態を吐く(あくたいをつく) 
  悪口を言う。
  類:●憎まれ口を叩く。

  ·悪天候を売る(あくてんこうをうる) 
  主に米相場で、天候が悪いと豊作が危ぶまれるため、買い注文が殺到する、その機會を狙って売りまくることをいう。反:●悪天候を買う。

位律師廻複

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